香港ディズニーランドがきっかけで通うようになった香港。
年に何回か行くようになった。
現に、この文章も香港からの帰国便で書いている。
私が香港に行くときは、パークと、香港の中で行ったことがないところへ行くようにしている。
その度にまた香港が好きになる自分がいる。
私はなぜこれほどまでに香港が好きなんだろう?
香港ディズニーランドは元々好きだが、香港の街はなぜ?
その答えは、滞在中に読んだ香港が中国に返還されて20年になり、若者たちの意識は今どうなっているか、という記事で明らかになった気がする。
中国との関係で、若者たちは自分たちの生活への閉そく感を抱え、アンケートでは30年後(一国二制度がなくなる)には香港以外の第三国へ向かうと答えた若者たちが増えているという内容だった。
デモでも、選挙でも、自分たちが考えている自由が保障されるような動きにならず、これまであった自由もなくなる可能性があることへの恐れがあるようだ。
でも。
色んな歴史が入り混じり、色んな人と混じり合い、香港人のあなたたちが今ここにいるんだ。
自由の中で生き、あらゆる文化が混ざり合う香港で、香港人である希望を失わないで欲しい。
香港の人たちへ
あなたたちは世界に自由を描くために生まれてきたんだ。
どうぞ、あなたたちの持つ、世界からあらゆるものを受け入れる寛容と、自由を求める心をそのまま伸びやかに保ち続けられますように。
今日は奇しくも七夕。
私は香港の街中で、そう願わずにはいられなかった。
そして、同じく自分も寛容と自由を求めて世界を飛び回り、人生を楽しむことを伝えられますように。
香港は、自由に生きる人が好きな場所だ。