香港ディズニーランドがきっかけで通うようになった香港。
年に何回か行くようになった。
現に、この文章も香港からの帰国便で書いている。

私が香港に行くときは、パークと、香港の中で行ったことがないところへ行くようにしている。
その度にまた香港が好きになる自分がいる。

私はなぜこれほどまでに香港が好きなんだろう?
香港ディズニーランドは元々好きだが、香港の街はなぜ?

その答えは、滞在中に読んだ香港が中国に返還されて20年になり、若者たちの意識は今どうなっているか、という記事で明らかになった気がする。
中国との関係で、若者たちは自分たちの生活への閉そく感を抱え、アンケートでは30年後(一国二制度がなくなる)には香港以外の第三国へ向かうと答えた若者たちが増えているという内容だった。
デモでも、選挙でも、自分たちが考えている自由が保障されるような動きにならず、これまであった自由もなくなる可能性があることへの恐れがあるようだ。

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でも。
色んな歴史が入り混じり、色んな人と混じり合い、香港人のあなたたちが今ここにいるんだ。
自由の中で生き、あらゆる文化が混ざり合う香港で、香港人である希望を失わないで欲しい。

香港の人たちへ
あなたたちは世界に自由を描くために生まれてきたんだ。
どうぞ、あなたたちの持つ、世界からあらゆるものを受け入れる寛容と、自由を求める心をそのまま伸びやかに保ち続けられますように。

今日は奇しくも七夕。
私は香港の街中で、そう願わずにはいられなかった。

そして、同じく自分も寛容と自由を求めて世界を飛び回り、人生を楽しむことを伝えられますように。

香港は、自由に生きる人が好きな場所だ。

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信じられないかもしれないが、私の学部の大学の出身学科は国際関係学である。
いや、間違いなく専攻は地理なのだが、学科は国際関係学。
そのため、学士号も国際学である。
ローカルなよさこいという分野で研究しているが、私の学士号はあくまで国際学(しつこい)。

国際関係学って何を勉強しているの?とよく聞かれるが、日本と世界の関係性を政治、経済、社会などの観点から勉強しているものである。
学科の同級生たちは国際政治や経済問題、文化の課題などを研究していたっけ。
その中でアウトローに地理を専攻していた私、全く国際関係学の勉強していないかというとそんなことはなく、国際法や国際社会比較論的な授業は一応履修していた。

私が学部の大学を卒業して14年が経過する。
その間、国際関係、もとい世界(海外)に全く関わってこなかったか、というとそんなことはない。
一番長く関わっているのがとある国際NGOへの支援である。
私は就職したら、給与の1%を誰かの支援のために使うと決めていて、その1%を毎年寄付し続けている。
そのNGOは個人ではなくコミュニティに支援金を使っているということもあり、コミュニティ研究をしている自分にぴったりあったというのも支援の理由にあった。
私の支援金は中米のとある国のとあるコミュニティで使われている。
毎年送付されるそのコミュニティの状況を見ていくと、関わり始めた頃と比較し、状況は確実に好転しているし、地域の人たちが積極的に関わって変更しているのが手に取るように分かる。
微力ながら、自分が関わっていることが誇りに思えることだ。

もう一つは、この2,3年の自分が海外に直接行くようになったことだ。
ディズニーパークのおかげという感じだが、香港はこの1年で6回、上海も3回行っている。
ディズニーホテルに泊まることもあるが、街中に泊まることが多い私は街の探索をよくしている。
街を見ると、その街の特性や文化を肌で垣間見ることができることができ、楽しいのだ。
有名人よりも市井の人たちへの興味が強い私にはぴったりすぎる。
言葉や目で見えるものだけでなく、肌感覚を感じてこれる海外滞在。
パークへ行きつつ、街歩きも同時に楽しめる自分が好きなんだろうなぁ。

学部の大学にいた頃は正直国際関係学は???だった。
しかし、市井の人たちへの興味を得てからは、国際関係も身近になった気がする。

きっかけは何でもいいと思うのです。私のように。
だから、世界を見る旅へ、行ってみませんか?
香港と上海パークなら私がご案内できますので。
(香港や上海パークに行きたいけど案内が欲しい…という方はこちら)

で、世界に向かうべく、自分を鼓舞する手段を強制的に発動してみた。
右から順にマスター予定。エイエイオー!

世界を見に、また海外に行くかな。
もちろん私はパークにも行くよ(笑)。